
私はかなり最近まで、体調を崩さないと休むことを自分に許可できず、人にお願いしたりすることがとても苦手でした。
それは私の中で無意識に、
「休む=怠けている=悪」
「甘える=怠けている=悪」
という謎の公式が出来上がっていたからなんですが・・・。
もっと突き詰めると、そんな役に立たない自分には価値がないという「無価値感」が根底にありました。
元々あまり体力もなく、人や場所のエネルギーに敏感なので人一倍休息や一人になる時間が必要な体質なのに、どこかに所属して仕事をするとなると、人並みに働ける自分を証明したくて、何かの役に立っている自分でいたくて、かなりの無理をして頑張っていました。
そうやって、疲れや我慢や違和感を少しずつ積み重ねていくと、身体がまずは小さなサインを出してきて気づかせようとしてくれたり、ストップをかけてくれました。
私の場合は、最初は頭痛や肩こりや目の疲れなどがきて、ごまかしながらやっていると胃腸炎、めまい、謎の皮膚の湿疹などだんだん酷くなっていくパターンで、だいたい年に2回位は起きるのもしんどいような症状に陥る事を繰り返していました。
そこまで酷い状態にならないと仕事を休めず、何か頼まれた事を断る事ができず、人に甘えて何かをやってもらうことが本当に苦手でなかなか出来ませんでした。
でも、心と身体の繋がりを探求すればするほど、心の状態が身体に反映されてることを体感して認めざるを得なくなりました。
例えば、私は身体が悪くなるとすぐ喉に不調がきますが、それは自分の本音で話したり、自己表現と一番関係する身体の部位が喉だからであり、自分自身が本音で話したり自己表現がうまくいっていない時は喉に違和感を感じやすいんです。
もちろん遺伝的な要素も特定の身体の部位の強弱や、病気のなりやすさと関係がありますが、それも含めて自分の性格や思考・行動のパターンも形成されていると思うのです。
そこに気づいてからは、身体の不調や病気になる前に、なるべく自分の心の声を聞いて休んだり、人にお願いできることは頼ってみたり、やりたいことはやりたいタイミングでやってみたり。できる限り自分の本音に忠実に行動するように意識しています。なかなか難しいんですけどね(^^;
そうして、自分に無理なく自然な状態になれればなれるほど、体調はもちろん、人間関係や仕事・お金などの流れも良くなっていくのを感じるんですよね。
そして、恐る恐るダメな自分を出してみても、自分が思っているよりも世界は優しくて、周りの人は快く助けてくれたり、弱みを見せる事で逆に親近感を持ってくれたりするんです。
◯体調崩さなくても休んでいいし、人に頼って甘えてもいい!
◯頑張れない自分もOK!
◯元気が出なくて、何も出来なくてダメダメな自分も自分の一部!
◯もっと自分の本音を出して、素直に表現していこう。
日本人は色んな事や人に気を使い過ぎで、本音を出さずに抑えて頑張り過ぎな人が多いなーと感じます。
私のような人が沢山いると思うので、みんながもっと自分を大事にして周りの人と助け合いながら、それぞれの個性を生かして自然体で生きられるの世の中になるといいなぁと願っています。
先ずは、自分からですね(^^)

素直で可愛い🖤動物を見習うべきですね。